ニセコインターナショナルスクールと地域の人々によって届けられた想い


テレビや街中ではクリスマスソングが流れ、サンタクロースのイメージやクリスマスツリーの点灯など、あちこちでクリスマスの雰囲気を感じられる季節、12月。世界中の子供たちがクリスマスという響きに特別な気持ちを持っていることと思います。サンタクロースが家にやってきて、クリスマスツリーの下に山のようなプレゼント、またベッドの脇にぶらさげた大きな靴下の中に、朝起きたときに見るプレゼント、大切な人と食べるケーキ・・・こんなにワクワクする想像はありません。

いろいろな事情があり、親と一緒に暮らせない子供たちに、外国人扮するサンタと共に楽しいクリスマスを過ごしてもらいたい、という気持ちから、去年までニセコエリアの有志が中心となり活動してきましたが、今年はニセコインターナショナルスクールが指揮を執り、岩内と蘭越にある児童養護施設に、サンタクロースがプレゼントを持って訪れるという企画が実現しました。

インターナショナルスクールの保護者や、ニセコエリアにある私どもを含む企業、またエリアの有志により集められた寄付金が、子供たちへのプレゼントという形になって届けられました。たくさんの数のプレゼントラッピングはニセコインターナショナルスクールのPTAの皆様やスタッフの皆様にお手伝いいただき、とても楽しみに待っていた子供たちを笑顔へと導く結果となりました。

インターナショナルスクールの校長、Mr. Merninがサンタに扮し、子供達にウクレレで歌を歌ったり、プレゼントを渡したりしました。歌の場面では、子供達が愉快に踊る様子も見られました。色とりどりのケーキを前に、たくさんの子供たちが笑顔になりました。

「ばりー先生とやさしい心の仲間達様 ありがとうございます」という心温まるメッセージを掲げ、サンタの来園を待っていてくれた子供達。

この日が子供達の嬉しい記憶のひとつとして、実感として心に刻まれたことを祈ります。